STEP01 事業の構造は?

1. 地球資源の有効活用を図るための3つの事業体制

松田産業グループの企業理念は、「限りある地球資源を有効活用し、業を通じて社会に貢献する」。その理念の下、限りある資源である貴金属をリサイクルして有効活用を図る「貴金属事業」、廃酸・廃アルカリなどの産業廃棄物を無害化してきれいな環境を次世代に引き継ぐ「環境事業」、大自然の豊かな恵みである食資源を無駄なく安定的に供給する「食品事業」の3事業を展開しています。
「貴金属事業」「環境事業」を貴金属関連事業、「食品事業」を食品関連事業として事業セグメントを分けております。双方を成長の牽引役とし、当社事業と社会が持続的かつ相互的に発展するサイクルを回していきます。

2019年3月期売上高・営業利益のセグメント別割合

<貴金属関連事業の成り立ち>

1935年に、写真現像に使用する定着液や現像液、レントゲンフィルムを回収し、そこに含まれる銀をリサイクルすることから始まりました。さらに、銀回収後の廃液である酸性廃液・アルカリ性廃液の無害化処理も行うようになり環境事業へと発展しました。1970年代以降、当社の銀の製錬技術は半導体・電子部品業界にも進出し、半導体・電子部品に使用される金・銀・プラチナ・パラジウムの貴金属リサイクルを手掛けるようになりました。

貴金属関連事業

「貴金属事業」は、電子材料・化成品などの貴金属製品を主にエレクトロニクス業界へ販売するとともに、半導体や電子部品を製造する過程で規格外となった部品(スペックアウト品)などの貴金属含有スクラップを国内外のメーカーなどから回収し、処理・製錬することで、貴金属(金・銀・プラチナ・パラジウム等)をリサイクルする事業です。再び薄膜形成材料や貴金属化成品、ボンディングワイヤなどの貴金属材料や、貴金属地金として製造・販売することで地球資源の有効活用に大きく貢献しています。エレクトロニクス業界を主要な顧客先としていますが、宝飾・歯科・触媒業界向けなどの貴金属リサイクルも展開しています。

松田産業の貴金属関連事業

環境事業

「環境事業」は、写真の感光材料からの銀の回収からはじまり、今ではさまざまな業界から排出される廃酸、廃アルカリの無害化中間処理など、産業廃棄物の収集運搬・処理をおこなっています。時代のニーズに合わせて産業廃棄物処理業の許認可範囲を拡大し、設備の増強に取り組んでおり、主要都市には積替保管施設も完備しています。また、高度な知識と技術を必要とするPCB廃棄物の収集・運搬業の許可も取得しています。

回収・処理

収集運搬用車両

<食品関連事業の成り立ち>

1948年に、創業当時近くにあった食品加工メーカーのマヨネーズ製造過程で利用されていなかった卵白を、ちくわ・かまぼこなどのつなぎ材として練り製品業界向けに販売したことをルーツとしています。これをきっかけに、魚肉すりみの販売をスタートし、その後水産品・農産品・畜産品の取り扱いへと拡大しました。

食品事業

「食品事業」は、すりみ・エビ・イカなどの水産品やチキン・ポーク・ビーフ・卵などの畜産品、乾燥野菜や冷凍野菜などの農産品など、さまざまな食材を世界各国から仕入れ、加工食品メーカーや中食・外食業界など幅広い業界のお客様に納入しています。

食品

水産品・畜産品・農産品

松田産業の取扱商品例

2. 順調に事業・業績を拡大中

エレクトロニクスなどの分野での貴金属製品の利用が拡大し、松田産業グループが創業以来展開してきた貴金属リサイクルへのニーズは飛躍的に高まりました。また、日本人の食生活の多様化、海外における日本食ブームなどを背景に食品調達の重要性も増しています。その中で、松田産業グループ全体の売上高は順調に拡大し、2019年3月期の売上高は過去最高の2,083億円となりました。

売上高の推移

当社Webサイトでは、お客様の利便性向上のため、クッキーを使用しています。Webサイトの使用を継続すると、本Webサイトよりクッキーを受信し、保存することに同意したものとみなされます。当社の個人情報に関する取り扱いについては、個人情報保護方針をご確認ください。 »個人情報保護方針はこちら