北九州市に、貴金属リサイクル機能を有する新工場の建設を決定

当社グループは中期経営計画の基本方針の1つとして「積極投資の継続で収益基盤強化と新規収益源の創出」を掲げ、4カ年累計で総額300億円規模の投資を計画しています。その一環として2022年10月、貴金属リサイクル機能を有する新工場を北九州市に建設することを決定しました。これは、半導体を中心とするエレクトロニクス産業の一大拠点として国内外企業の大型投資が相次ぐ九州地区に当社初となる工場を開設することで、お客様により近い場所で質の高いサービスを提供し、効率的かつ迅速に事業を拡大することを目的としたものです。

 

また、北九州市は「都市と自然との共生」を掲げ「ゼロカーボンシティ」を表明するなど、環境負荷低減に非常に積極的であり、モーダルシフトによるCO2削減を推進できる利便性の高い物流網や、風力発電をはじめとする再生可能エネルギーシステムなど、「エコファクトリー」を目指す当社にとって必要不可欠なインフラが整備されていることも進出の決め手となりました。 2024年に予定している第1期稼働では貴金属原料のロジスティクス機能や一次処理からスタートし、市場動向や顧客ニーズを見極めつつ、第2期の設備投資へと展開していく予定です。

 

 

立地協定式における北橋健治・北九州市長(当時)(左)、当社社長 松田(右)
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立地協定式における北橋健治・北九州市長(当時)(左)、当社社長 松田(右)