平成14年11月29日

松田産業株式会社

 

当社生産本部での法規制強化に伴う排ガス設備増強について

 

掲題について下記の通りお知らせ致します。 

  

 廃棄物処理法等(ダイオキシン対策特別措置法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、埼玉県生活環境保全条例)の一部改正 (平成9年12月1日施行)によって、排出ガスに含まれるダイオキシンの濃度規制が強化されました。この規制には猶予期限が設けられており、平成14年12月1日から新しい規制値が適用されます。 
これに対応して当社は、生産本部入間工場(埼玉県入間市)の排ガス処理設備を2002年11月に更新しました。新設備から排出されたガスを分析した結果、ダイオキシンの排出量は規制強化後の法規制値を十分下回っていることが検証されました。 

1. この設備は、二次焼却炉・冷却缶・スクラバー・電気集塵機等で構成されています。通常ダイオキシンは300~400℃の温度領域で再合成されますが、当設備はダイオキシンが分解される温度(800℃)以上で2次燃焼させた排ガスを約80℃まで一気に冷却することで、ダイオキシンの発生を抑えます。 

2. 生産本部はISO14001認証取得工場であり、これに基づく環境マネジメントシステムを構築しています。当社は、従来から法的基準に対し、より厳しい自主基準を設定して管理していますが、今回の法改正に伴い、ダイオキシン自主基準値を国の基準の50分の1に設定し、管理強化しております。 

3. 総投資額は約4億円です。

 

〈本件に関するお問い合わせ先〉 

松田産業株式会社 管理本部 
TEL:03-5381-0001 
FAX:03-3343-2741 
E-mail:ir.info@matsuda-sangyo.co.jp