製品開発

電子部品に欠かせないめっき液の
開発に取り組んでいます。

鈴木 岳彦 SUZUKI TAKEHIKO

理工学研究科応用化学専攻
2007年入社
貴金属材料事業部 化学品部

電子部品などに使用されるめっき液を開発。

私が所属するのはリサイクルした貴金属を使った製品の開発を担う部署です。現在、主に担当しているのは表面処理薬品、いわゆる金属の薄い膜を部品の表面にコーティングするための薬品であるめっき液の開発で、具体的にはスマートフォンやパソコン、自動車の電子部品などの耐熱性や信頼性などを向上させるために使用されています。私たちが中心になってパラジウムや金など高価な金属が含まれた薬品の開発も担当しています。

世の中の役に立っていることが何よりの喜び。

技術者全般に言えることと思いますが、自分たちで思案したり実験したりして開発したものが実際に形になって世の中に出ていくことに大きなやりがいを感じます。お客様から高い評価を得られて、また世の中の役に立っていることがうれしいですね。技術面で言うと、化学の実験をする前に仮説を立ててから行うのですが、それが狙い通りだったときに仕事の面白みが感じられ、次の実験に向けてどんどんアイデアがふくらんでいきます。

気持ちを理解し結果で示せる上司がお手本。

かつて上司に仕事の相談に乗ってもらった際、無言で背中をポンと叩いてもらったことが思い出に残っています。言葉で言われなくても「言いたいことは分かった。がんばれよ」との気持ちが伝わってきて、とても励みになりました。私は仕事になると熱くなっていいたいことをズバッという性格なのですが、まわりの上司は冷静かつ合理的に仕事をすすめられているので見習いたいですね。言葉だけでなく行動や結果で示している点も尊敬しています。

社会貢献性の高い仕事であることが弊社の強み。

貴金属のリサイクル、廃棄物処理といったなかなか世の中では目立たないけれど、社会貢献性の高い仕事に取り組んでいるところ、そういった目の付け所が松田産業のすごいところ。業界内でも第一人者で、50年以上も前からそこに目をつけて成長してきた会社で日本の中でもこの規模で全国的に展開している稀有な会社。社員もまじめにコツコツと仕事に取り組む人が多い印象で、地味だけれど存在感のある会社だと思います。

OFF SHOT
体が元気じゃないと頭も働かないので、家の近所をランニングすることを日課にしています。動物番組やわが子の写真を見るのが癒しの時間です。

One Day Schedule

8:30

出社

8:45〜

メールチェック

9:00〜10:00

チームで打ち合わせ

10:00〜12:00

実験、データ整理、資料作成

12:00

昼食

13:00〜

顧客や営業、社内関係者への連絡や相談

16:00〜

残務・雑務処理

17:30〜

帰宅

Other staff