サプライチェーンマネジメント

基本的な考え方

当社グループは、持続可能な環境・社会の実現に向けて、中核課題となる法令遵守・公正取引・環境・品質管理と安定供給・人権・情報セキュリティの領域において社会的責任を果たすことにコミットメントするとともに、調達パートナーとの信頼関係を築き、共存・共栄を基本に据え、サプライチェーン全体の社会的責任として継続的に働きかけ、責任ある調達活動に取り組んでいます。

松田産業グループサプライヤーガイドラインの制定

当社グループでは、責任ある調達活動の指針として、エレクトロニクス業界を中心に国際的な基準となっているRBAの行動規範をベースに「松田産業グループサプライヤーガイドライン」を2023年3月に制定しています。
RBAが定める行動規範は、OECD多国籍企業行動指針、国連のビジネスと人権に関する指導原則、労働における基本的原則および権利に関するILO宣言、ILO基本条約、国連世界人権宣言などの国際的に認知された基準に基づいており、サプライチェーンにおいて労働環境が安全であること、また倫理的かつ人権と環境を尊重してビジネスが行われることを確実にするための基準であることから、これに準拠した「松田産業グループサプライヤーガイドライン」の理解と遵守を調達パートナーに働きかけ、サプライチェーン全体でより良い職場環境の創出などを通じた持続可能な環境・社会の実現を目指していきます。
※RBA:Responsible Business Alliance(責任ある企業同盟)はグローバルなサプライチェーンにおける社会的責任を推進することを目的とした企業連盟であり、CSRの向上を目指しています。

サプライヤーエンゲージメント

当社グループは、「松田産業グループサプライヤーガイドライン」の公表などを通じて、お取引先様のご理解・ご協力をお願いするとともに、主要なお取引先様との間で、関係強化と共存・共栄に向けたサプライヤーエンゲージメントに取り組んでまいります。

エンゲージメント実施ステップ

当社では、製品およびサービスの提供を行う貴金属関連事業を優先し、エンゲージメントを実施していきます。

主要サプライヤー選定の選定基準

当社グループに、製品(利材品含む)・サービスを提供いただいているお取引先様を取引内容ごとに選別してサプライヤー区分に分類し、網羅性と重要性の観点から独自の選定基準(取引規模、RBA等の認証有無など)を設けてスクリーニングを行い、エンゲージメントの対象とする主要一次サプライヤーとして特定し選定しています。

主要一次サプライヤー選定の考え方

直接材のサプライヤー

松田産業グループ(国内)の取引額80%に該当する上位お客様、

お取引先様(当社の場合リサイクル業のためお客様も含んでいます)

間接材のサプライヤー

構内常駐業者 

構内作業業者

人材派遣・紹介業者

主要な部材等の供給者

産業廃棄物処理業者