※所属部署は取材時点のものです。
現在の仕事内容は?

営業が仕入れた商材を日本に届くまでの多岐にわたる輸入実務を担う

輸入管理を行う貿易管理課に所属し、現在は牛肉と豚肉の輸入実務を担当しています。その業務は、営業が海外の仕入れ先と結んだ契約内容の確認、既契約の入船スケジュールの管理、船積書類のチェック、商品代の送金、為替予約、入庫・通関の手配依頼、原価計算、海外保険申請、諸経費の計上まで多岐にわたります。
海外から日本に届くまでの間にはトラブルがつきもの。海外の仕入れ先からの書類の遅延、船便の遅延をはじめ様々なトラブルが起こるたびに、関係各所に確認を行います。日々の業務に加えて、このようなイレギュラーな対応を行わなければならないため、優先順位をつけて最も効率的なスケジュールを組み立てるなど、常に頭をフル回転させています。
また、当課で解決できそうもないトラブルの場合は、営業に伝えて、仕入れ先と直接交渉してもらうこともあります。そのため営業とのコミュニケーションはとても重要であり、日頃から連絡を密にし、何でも言い合える関係をつくっています。

松田産業に入社した理由は?

興味を持って働くことができ、かつ働きやすそうな雰囲気に惹かれて

小川 佳織

大学の同期に金融系を志望している人が多かったことから、就職活動当初は私も金融系を目指していました。ところが、活動を進めていく中で、なぜそこに就職したいのか、強い動機を見出すことができず、改めて自分が本当に興味を持って働ける業界はどこなのかを考え直すことにしました。その結果、より自分の身近に感じられる食品に携わることのできる商社を志望することに。海外から仕入れを行う商社は、食品メーカーよりも伸び代がありそうだと感じたし、単純に海外との関わりにも興味があったのです。
なかでも当社への入社を決めた理由は、食品と貴金属の2つの事業があり、安定性があると思ったからです。また、人事の方の対応が丁寧で、面接の際の雰囲気も柔らかい印象だったため、働きやすそうだと思ったのも大きかったです。入社したからには長く働きたいという思いがあったので、働く会社の雰囲気は私にとって入社を決める際の重要ポイントでした。

現在の仕事のやりがいや魅力は?

輸入実務を経て日本に届き、販売できる状態になるたびに感じる達成感

私が輸入実務を担当している牛肉、豚肉の仕入れ先は、ヨーロッパやオーストラリア、アメリカ、カナダなど様々。扱っている商材が国と国の間の大きいスケールで動いているため、自分が頑張って輸入実務を全うして、日本に届き、販売できる状態になるたびに達成感があります。また、トラブルが起きた際、仕入れ先と英語でやりとりし、解決に至った時もうれしいですね。
また、自分が輸入している商材がどのような商品に使われているかなどを知り、街中で実際に売られている商品を見た時、「この商品は私が輸入の手配を頑張ったおかげでここにあるんだな」と誇らしい気持ちになります。なかには誰もが知る有名な商品もあり、なおさら、滞りなく輸入できるよう頑張らなければという気持ちになります。

ここでどんな成長をしましたか?

徐々に難易度の高い仕事を任される中で
輸入実務スキルが向上

貿易管理課に配属前、1週間ほど研修がありましたが、それだけですぐに輸入実務が完璧にできるようになるわけではありません。配属後すぐに鶏肉の担当を任されましたが、最初はわからないことが多く、ネットで調べたり、それでも理解できなければ、先輩に聞いて噛み砕いてもらったりしながら実務を進めていきました。その繰り返しで、3カ月後にはある程度、一人で業務を回せるようになりました。今思えば、最初は比較的難易度の低い品目、産地を任されたため、覚えやすかったのだと思います。
2年目も基本的な仕事内容は変わりませんでしたが、輸入する商材や国によって異なる取り決めがあったり、書類の内容が異なることがあったりと、担当の商材が変わるたびに新しい学びがありました。
現在は、配属当初の倍ほどの数量を担当するようになり、自身の成長を実感しています。また、4年目以降は、課全体のレベルアップや、業務改善等を行うチームの一員として、課全体の課題解決にも取り組んでいます。

小川 佳織
小川 佳織
これまでで一番誇れる仕事や出来事は?

自ら仕入れ先にアクションを起こし、書類の不備を軽減

これまでで手がけた仕事で最も難易度が高かったのは、牛肉の輸入実務でした。仕入れ先はイギリスの会社だったのですが、とにかく書類の間違いが多く、スムーズに実務が進みませんでした。牛肉は書類通りの数量でなければ、日本に入れることができないため、書類ミスがあるとその後の対応が大変です。このままでは国内の販売部門にも迷惑をかけてしまいかねない。そう思った私は一計を案じ、仕入れ先に、英語で作成した「書類作成におけるチェックポイント表」を渡して、かつ、営業からも念押しでそのチェックポイント表について説明してもらいました。その結果、書類の不備が激減し、今では輸入実務もスムーズに。自分なりに工夫して、仕入れ先に対してアクションを起こして本当に良かったなと思いました。

今後の目標は?

すべてのチームの業務を経験し、
10年以内に管理職になりたい

もうすぐ畜産品の輸入実務から離れ、当社の代表的な商材である、すり身の輸出入管理を担当する予定です。これまで携わってこなかった輸出実務もあり、また新たな学びが必要となるため楽しみですが、その一方で頑張らねばと身を引き締めているところです。
また、その先のビジョンとしては、10年以内に管理職になりたいと考えています。そのために、すり身、水産、農産、畜産のすべてのチームの業務を経験し、若手社員にとって頼りがいのある社員を目指します。
実は今後、私は産休も取得したいと思っているため、それも含めて管理職になるキャリアプランを描いています。実際、当課には、産休を経て復帰後に管理職になった先輩社員がいて、それが実現可能なビジョンであることが証明されています。また、当課では産休取得中の方や、産休を経て時短で働いている方など、女性社員が様々な働き方で活躍しています。ここでならできる限り長く働きたいという入社前からの希望も叶うと思っています。

小川 佳織